「珈琲店タレーランの事件簿2 彼女はカフェオレの夢を見る」を読んでいる。
写真は近くの大型書店。結構気合が入ってます。
大方の書店で25日に一斉発売。陳列の扱いも何処も最優先のようでした。
さて、まだ2章までしか読んでいないのだが、印象は、より京都の観光情報を盛り込んできたな、という感じ。
伏見稲荷、元々人気のスポットと聞きますが、実は私はいまだ訪れたことがない。
これ読んでると、行きたくなっちゃうもんな。
妹の登場で、早速キャラ崩壊を起こす美星バリスタにニヤニヤしている、気持ち悪い自分です。
そして、「珈琲店タレーランの事件簿2 彼女はカフェオレの夢を見る」読了、雑感。
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を、やはり最初は連想しました。
フィリップ・K・ディックのSF小説。映画「ブレード・ランナー」の原作として、あまりにも有名。
でも、読んだ内容は覚えていないのだ。。。
よって、彼作と今作が韻を踏んでいるかどうかは不明です。
今作は、1巻と比べて、三人称や固有名詞に、上記のようなおかしな動詞や形容詞をあてる表現が激減し、読みやすくなりました。
そして、、、何といっても「甘い」。激アマです。
ミステリ好きや、読解力のある方なら、途中で読めちゃったのかもしれませんが、私は最後までだまされ、そして美星に惚れました。。。
。。。でも、これって、女性はどう感じるんだろう。
バリスタに共感できるかどうか、そのあたりはやはり弱いのかもしれません。そういう意味では、やはりこのシリーズは男子向けなんだと思います。
宝島社はん、よろしくお願いします。アニメ化してください。京アニはんを口説いてください。
本作ラストの美星の台詞を「アニメ」で観て、聴いて、萌え死にたい自分がいます。
「ビブリア」みたいなことだけは止めて。。。観てないんだけどね。
「珈琲店タレーランの事件簿2 彼女はカフェオレの夢を見る」は「アオヤマ」と「バリスタ」との進展が無いなあ、と思って読んでたら、「えーーー!!」てな展開があり、それをひっくり返され、さらにバリスタとその妹の関係でさらにひっくり返され、最後に「美星」のこの台詞です。甘あああああい!
エピローグを読み終え、プロローグを見返すと、なるほど、となります。
勿論、この流れでシリーズ化されることは決まってるんでしょうね。
本作は「京都巡礼ラノベ」としてのポジションを確立しそうです。
原作未読の「ビブリア」が北鎌倉(らしいですね)、という広がり幅の薄い舞台設定(恐らく工夫はされていると思うが)に対し、こちとら「京都」ですもんね、舞台はいくらでも広がります。
実は大型連休後半、京都へ巡礼しちゃう予定です。明日2日の業務の進み具合によるんだが。
珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る (宝島社文庫)
- 作者: 岡崎琢磨
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2013/04/25
- メディア: 文庫
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