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箱根の温泉施設〈天山湯治郷(てんざんとうじきょう)〉の貸座敷〈離れ雲〉の湯に浸かってきた。


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箱根の温泉施設〈天山湯治郷(てんざんとうじきょう)〉は温泉の質も良く、大人気ですが、そんな天山に貸座敷があるのをご存じですか? 先日天山の貸座敷〈離れ雲〉に付属する「奥の湯」に浸かってきたのでその模様をお伝えします。


天山の貸座敷〈離れ雲〉は奥座敷の2階にあります。7部屋ある四畳半の畳部屋を借りることができ、〈奥の湯〉という貸切に近い湯に浸かることができるサービスです。着替えをしても覗かれるようなことはないだろうけど、窓に目隠しの類はありません。


営業時間は朝10時~夜8時までで、料金は2時間で3,900円(税込)。最大4名様までシェアできます。もちろん、私のように一人でも利用可能です。朝湯割引があって、朝10時~昼13時まで3時間で3,900円(税込)。
チェックインの際、フェイスタオルと、バスタオル、浴衣と、茶羽織がレンタルできます。これらは料金に含まれます。もともと、この天山湯治郷はタオル持参前提が共通認識のようだけど(もちろん販売用のタオルはある)、この施設〈離れ雲〉を利用するなら特段の必要はありません。

ここで料金のおさらいをしておくと、まず、天山湯治郷の入館料が1,300円(税込)。それにプラスして部屋代が3,900円(税込)かかります。しめて5,200円(税込)の予算が必要となる。この金額を、どのように割り切るか(シェアするか)という具合です。


〈離れ雲〉利用客は、特典として、奥の湯へ入浴できます。もちろん1,300円の入館料で浸かるお風呂とは離れた場所にあります。


手入れが行き届いた湯場へのアプローチ。


左から源泉掛け流しで少し熱めの岩風呂。若干の高低差を利用して、右側の程よい熱さの岩風呂へ流れていき、右下方へオーバーフローしていく。左は一人、右でも三名入ったらきついかもしれない。お湯の質には定評のある天山なので、湯加減はかなりいいです。洗い場はないので充分な掛け湯をして入りたいところ。


脱衣所もしごく簡素です。脱衣用かごが五つ備えてあるので、最大その程度の定員を想定しているのでしょう。なお、左側の壁の中はトイレで温水洗浄便座付きである点は特筆すべきかと。もっとも、天山湯治郷の洋式トイレは総じてそうですが。


湯船は比較的深く、体育座りをすると、180センチ近い筆者の首まで浸かることができる。見上げれば竹林の緑が鮮やかで、露天風呂を独占していることもあり、この上ない良い気分でありました。髪や身体を洗いたいなら、まず一般浴場でそれらを済ませてから改めてここの湯に浸かる、という手もあるでしょう。

〈天山湯治郷〉は大人気な温泉施設なので、その混雑加減にうんざりする方もいるでしょう。また、この奥の湯でも複数名で同時に入浴するのは却って気を遣いそうな気もしなくはないです。今回訪問したのは1月だったので感じませんでしたが、夏場の虫対策はどうなっているのか、気になる点もあるにはあります。また、湯本は「あじさい橋」のあたりでもイノシシが出没するので、ここの対策はどうしているのか確認するのもいいでしょう。

通常の入館料プラス3,900円で手に入るこのオプションをどう解釈するか。ちょっとした贅沢ではありますが、春夏秋冬、季節を感じつつ年に4回ほど楽しみたいとmenehuneは思うのでありました。


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