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menehuneの写真旅の記録。お気に入りの映画、書籍とアニメのインプレ、ライフハックもたまに更新。


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映画『カメラを止めるな!』を観た。【追記あり】


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映画『カメラを止めるな!』を観た。

素直に面白かった。

未来のミライ』を観て、鬱った気分を盛り返してくれた。

【2018年7月25日追記】

「赤ちゃん返り」とか、どうでもいいのよ。

カメラを止めるな!』くらいの本を書きなさいよ。細田はんは。
上田慎一郎監督だって、子供はまだ幼児でこの本書けるんだから。
やはり、ここにきて、「50歳限界説」がmenehuneの中で。

書けることがあれば、追って書く。

川崎、チッタは最近、いい仕事する。

【2018年7月25日追記】以下、未見の方は見ないほうがいい。



不思議な作品で、事前情報を仕込まず観賞できれば、大方の観覧者は騙される。
と書いてしまうと、「はあん」と気づいてしまう向きも多かろう。

ゾンビ化してしまった恋人に迫られ、自衛のための武器を構えていながら、彼女は立ち向かうことが出来ない。という絶体絶命のシーンから映画は始まる。
そして、彼女は、ある台詞を吐き、直後、ゾンビの彼に首筋をがぶっと噛まれて絶命、、、

「カット!」
監督と思しき叫びにも似た声が響き、カメラは周辺を映す画角へとズームアウトする。
そこにはカメラマンと音声マン、監督他のスタッフが映り込み、この映像がとある映像作品を撮影している様を俯瞰して撮影している映像だということに気づく。

ゾンビに食われる役の女優を罵倒する監督。これでテイクは40を超えているらしい。
確かに、女優の演技には身が入っていない。
スタッフの提案もあり、ここで撮影隊は30分の休憩を取ることに。

てんでばらばらに散っていくスタッフ。
落ち込む女優をゾンビ役の男優と、メイクの女性が慰める。
そして、そのメイクスタッフが、撮影が行われている廃墟にまつわる言い伝えを開陳しようとしたそのとき、、、

これをきっかけにして、キャストと撮影スタッフに予期せぬ出来事が襲い掛かる。
しかし、監督はそんなことなどお構いなしといった風で、撮影続行を主張する。
最初は正気を保っていた女優と男優、そしてメイクは現場からの脱出を敢行するも、徐々に追い詰められていく。

そして、クライマックスで女優が取った行動と吐く台詞、そして結末とは。。。
冒頭とは全く異なる、女優が纏う不気味な雰囲気。これはまさか、、、

と、ここまで観賞してきて、menehuneは、「はあん」と気づいてしまいました。
それは、クライマックス直後の女優の行動に腑が落ちないから。
最初に書いたとおり、この映像は、とある映像作品を撮影している様を俯瞰して撮影している映像だ。
ということは、なぜこの様を撮影している、「カメラマン」(音声はんも)がこの惨事に(ほぼw)巻き込まれないのか? ということなんですね。

そして、menehuneが想像した、流れになります。
といいますか、それなりの多くの観客がこのことには気づいていたはずです。

でも、まだ始まって30分ちょっとしか経っていませんよ。

ここからが本作、『カメラを止めるな! 』が絶賛されている本編です。

他の方も仰るとおり、これ以上は書けないです。

こういう作品がメジャー公開されてしまうと、2018年、『検察側の罪人』の公開とかあるけど、
賞レース、どうなっちゃうんでしょうね?


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