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細田守監督作品『竜とそばかすの姫(BELLE)』を観た雑感。前作よりはましだけど。


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アニメ『竜とそばかすの姫』ポスター

(C) 2021 スタジオ地図


2021年7月17日に公開された、東宝の夏休み映画にして細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』を見てきたので雑感をまとめておきます。鑑賞日は7月27日・Tジョイ横浜。28日・チネチッタと2回鑑賞しました。まず最初に言っておきますが、前作『未来のミライ』よりは数段まともでましな仕上がりになっています。安心してください。しかし気になる点もありました。公開から日が経っているので外野のネタバレ記事に目がいかないようにするのが大変です。公式サイト以外の情報はシャットアウトして書き始めると、すぐにYahoo!のニューストピックに〈ねとらぼ〉発の記事「『竜とそばかすの姫』レビュー 危険すぎるメッセージと脚本の致命的な欠陥」が掲載され、覗いてみたい気持ちを必死で堪え、数日かけて本記事をまとめました。

 

                                                        

 

 1)細田守監督の作品についての印象・イントロダクション

Tジョイ横浜のシートはヘッドレストがビニール素材で清潔感が担保されている


menehuneは初期の細田守監督作品、たとえば『デジモンアドベンチャー』関連作は観たことがありません。見だしたのは細田監督が独立して以降の作品からです。『時をかける少女』が最初で、以降『サマーウォーズ』『おおかみこどもと雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』と続けて作品を劇場で拝見してきましたが、端的に言って作品が発表されるごとに細田監督への評価は右肩下がりで低下していきました。そのような方も多いのではないでしょうか。特に前作『未来のミライ』に対する評価は散々なもので、もうこの人の作品観るの止める!と当時は思ったものです。しかし、これも恐らくそうであろうことは容易に予想できますが、コロナ禍で劇場に出向いて映画を鑑賞するという行為に飢えていた大衆心理も働いて、本作『竜とそばかすの姫』を観てしまったという方が多いのも事実でしょう。実際、menehuneも同じ心境でした。さてこれからネタバレを含む雑感を書いていきます。未見で余計な情報は入れたくない方はご注意を願います。

細田監督の前作『未来のミライ』に対する雑感記事はこちら

www.menehunephoto.net

2)『竜とそばかすの姫(BELLE)』のストーリーについて

ストーリー(公式サイトより)
自然豊かな高知の田舎に住む17歳の女子高校生・内藤鈴(すず)は、幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは、その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。

曲を作ることだけが生きる糧となっていたある日、親友に誘われ、全世界で50億人以上が集うインターネット上の仮想世界〈U(ユー)〉に参加することに。〈U〉では、「As(アズ)」と呼ばれる自分の分身を作り、まったく別の人生を生きることができる。歌えないはずのすずだったが、「ベル」と名付けたAsとしては自然と歌うことができた。ベルの歌は瞬く間に話題となり、歌姫として世界中の人気者になっていく。

数億のAsが集うベルの大規模コンサートの日。突如、轟音とともにベルの前に現れたのは、「竜」と呼ばれる謎の存在だった。乱暴で傲慢な竜によりコンサートは無茶苦茶に。そんな竜が抱える大きな傷の秘密を知りたいと近づくベル。一方、竜もまた、ベルの優しい歌声に少しずつ心を開いていく。

やがて世界中で巻き起こる、竜の正体探し(アンベイル)。

〈U〉の秩序を乱すものとして、正義を名乗るAsたちは竜を執拗に追いかけ始める。〈U〉と現実世界の双方で誹謗中傷があふれ、竜を二つの世界から排除しようという動きが加速する中、ベルは竜を探し出しその心を救いたいと願うが――。

現実世界の片隅に生きるすずの声は、たった一人の「誰か」に届くのか。二つの世界がひとつになる時、奇跡が生まれる。

 

アニメ『竜とそばかすの姫』パネル

(C) 2021 スタジオ地図


 以上がアニメ映画『竜とそばかすの姫』の大まかなストーリー展開ですが、気になった点が一つあります。「現実世界の片隅に生きるすず」というワード。これオマージュへの伏線ですよ。あとで解説しますね。menehuneはこうした予備知識なしでシネコンに足を運んだため、劇中の舞台が高知県であることも知りませんでしたし、キャストを誰が演じているのかもあとで知った次第です。役所広司さんが〈すず〉の父親役で出演していたことに全く気づきませんでした。

主人公の〈すず(内藤 鈴)〉を演じたのはミュージシャンの中村佳穂さんという方で、menehuneは存じ上げませんでした。そしてインターネットの仮想空間で〈すず〉のアバター(劇中では「As:アズ」と呼称)として機能している存在、それが〈ベル(Bell)〉だ。鈴だからベル。ネーミングは単純だ。でもmenehuneなどは「ベルなら鈴じゃなくて鐘(かね)じゃね?」などとひねくれたことも言いたくなりますが置いておきましょう。

ところで、すずって言えば〈広瀬すず〉の名前がどうしても浮かぶけれど、他にいなかったっけ〈すず〉って名の主人公。そうです、思い出しました。片渕須直監督作品のアニメ『この世界の片隅に』のすずさん〈北條すず(旧姓:浦野)〉ですね。なぜこんなことを言うのかといえば、本作『竜とそばかすの姫』の劇中でどう見てもこれは『この世界の片隅に』オマージュだろうというショットがあります。ここでは書きませんので、観に行かれる予定の方は探してみてください。『竜とそばかすの姫』公式サイトの言い回しはこんなところへの伏線なのかもしれません。

3)『竜とそばかすの姫』をみた雑感を思いつくまま書いていく

アニメ『竜とそばかすの姫』

(C) 2021 スタジオ地図

ようこそ「U」の世界へ。
現実はやり直せない。「U」はやり直せる。
さあ、もう一人のあなたになろう。
さあ、新しい人生を始めよう。
さあ、世界を変えよう。


劇中何度か繰り返される、「U」のキャッチフレーズ。これを聞いて、ある程度の年配の方なら今からおよそ20年ほど前に産声を上げた仮想空間シミュレーション「セカンドライフ」を思い出した方も多いでしょう。もっとも現在の「セカンドライフ」はあまり繁盛していないようですが。それにしてもこのフレーズ、気持ち悪いと感じた方も多いのではないでしょうか。

前作と比して数段面白い書きましたが、前作があまりにも内省的な物語だったのに対し、本作では高校とそこに通う高校生という非常に映画受け、アニメ受けする舞台装置を土台に据えているため、夏休み映画目当ての観客たちの受けが良くないわけがありません。事実『竜とそばかすの姫』は主人公〈すず〉と周囲の高校生たちの青春群像劇として物語を推進していく力を持っています。彼女たちを取り巻く地域コミュニティの人々の描き方も上手い。細田監督の過去作『サマーウォーズ』ほど大量のモブたちが登場するわけでもなく、その辺りはストレスフリーと言っていいでしょう。

高知県というとてもじゃないが聖地巡礼するのは躊躇われる背景美術も美しく「まあまあ」行ってみたくなったりします。エンドロールのクレジットを見ていると、日本テレビ系列のテレビ局と電通、博報堂のダブルネームによる共同事業体のタイアップ体制は周到に施されているようだし、ご丁寧に聖地巡礼用の高知観光案内の特集サイトまで構築されています。

また、サブタイトルとしてスクリーンに表示される「Belle」というのはもちろん〈すず〉のアバター〈Bell〉と引っ掛けられていて仮想世界で歌う〈ベル〉があまりにも美しく気高いためネット上でつけられたスラングで、フランス語で「美しい」を意味します。でもこれには引用元があります。あとで触れますね。

称賛と批判、罵詈雑言。本作で表現されているネット社会の良い点と悪い点について、特に後者については細田監督ご自身の体験も交えているのでしょう。的確な演出と見せ方ででわかりやすいですね。さらに本作『竜とそばかすの姫』の話の肝と言ってもいい「歌」ですが、この点については中村佳穂さんという表現力の高いシンガーを起用した甲斐もあり、歌の力で見るものをねじ伏せ感動の涙を誘うことに成功しています。ただ中村さんは歌の表現力はお見事ですが、〈すず〉と〈ベル〉それぞれの演技はようやく及第点といった印象です。細田監督の作品で今まで見られなかったであろう、ミュージカルの手法を持ち込んだ点は大きく評価できる『竜とそばかすの姫』のポイントです。ただし引用元のタイトルを明示しすぎなのはいかがなものでしょう。

4)『竜とそばかすの姫』を観て気になった点。パクリかオマージュか?

アニメ『竜とそばかすの姫』パネル

(C) 2021 スタジオ地図


ここまでよかった点を挙げてきましたが、過去作同様手放しで褒められないのが細田守監督作品。ここからは気になった点を挙げていきましょう。特に引用元問題です。これを書いているとき本作の批評は完全にシャットアウトしているのですが、同様の指摘といいますか、批評は多いのではないでしょうか。『竜とそばかすの姫』で描かれる〈竜〉の城の造形、世界観はほぼビューティ&ビースト、そう『美女と野獣』の世界観ではないですか。まさに『ベルと野獣』なわけです。実はmenehuneはディズニー版のアニメ作品は観たことがないのですが、話の大筋は有名ゆえ知っています。『美女と野獣』のヒロインの名前も実は〈ベル:Belle〉ですし、こうなるともう、バラの花のエピソード込みで相当あの作品からイメージを引っ張ってきているのではないか。家具や食器に変えられてしまったお城の召使いは「ご主人様」と〈竜〉のことを呼ぶAIたちですよね。付け加えておくと、バラの花の製造番号を読み取る〈ジャスティン〉の件はリドリースコット監督作品『ブレードランナー』(1982)からの引用ですよね。

繰り返しになりますが、menehuneはディズニーのアニメーション映画『美女と野獣』(1992)を観たことがありませんでした。そこで検証のためアマプラで初鑑賞しましたが、かなりのディテールをなぞっていることが確認できました。フチの欠けたティーカップ、ポット夫人の子供である〈チップ〉は〈すず〉が愛用しているマグカップのインスパイア元と言えるでしょう。〈すず〉と〈竜〉のダンスシーンも然りです。ここでは一応『美女と野獣』へのオマージュと言っておきますが、冒頭書いたようにネット界隈の論評には触れていないので、パクリという指摘も多くあるのかもしれません。ここは賛否分かれるでしょうね。

5)『竜とそばかすの姫』の作画と演出について

 

(C) 2021 スタジオ地図


menehuneが大好きな京都アニメーションの作風に慣れてしまったせいか、どうしても『竜とそばかすの姫』に登場するキャラクター造形の描き込みの少なさが気になってしまいます。背景美術が緻密なため余計そう感じます。かたや仮想空間の〈ベル〉の表情についてはキャラクターデザインからして複雑で、瞳も大きく唇も厚いディズニースタイルのため、そして制作が意識して表現の幅に力を入れているせいで、とても魅力的な動きを見せてくれます。しかし現実世界のキャラ造形は描き込みの薄さも相まって魅力的に映りません。〈ベル〉の表情が豊かと書きましたが、〈ベル〉が仮想空間で歌う際の演出が、なんだかアドビ(Adobe)の動画編集ソフトのPVみたいにビビッドなのには少なからず違和感を覚えました。予告編でも使われている赤を中心とした原色系のキラキラが大量発生するあれです。

現実社会。JR四国のJR土讃線(どさんせん)伊野駅が本作『竜とそばかすの姫』物語の大きな舞台となりますが、制作陣としてはコメディタッチなラインを狙ったのでしょう。〈すず〉と同級生〈カミシン:千頭慎次郎:ちかみしんじろう〉〈ルカちゃん:渡辺瑠果:わたなべるか〉の寸劇調な恋バナ展開が描かれるのですが、どうもトロくて冗長です。きっと京アニなら数回のジャンプカットでよりコミカルにテンポよく演出してみせるでしょう。敢えてあの間を狙ったのでしょうが見事に滑ってます。因みにですが、〈ルカちゃん〉の吹奏楽部設定、しかも「オレンジ色の悪魔」ネタまで拾って来てるのは、やはり京都アニメーションの『響け!ユーフォニアム』から影響を受けていそうですね、と妄想しています。

仮想空間「U」の世界で自警団を自称する「ジャスティス」のリーダー〈ジャスティン〉は〈竜〉の傍若無人な振る舞いにこう叫びます。「こんなことが許されていいはずがない!」。なんて独善的な物言いなのだろうと感じますね。その彼が〈ベル〉に迫ります。「竜の居場所を吐け!さもないとインベイルするぞ!」インベイル(invalid)とは不正を働き場を乱す不届者に対して、主に運営者がBAN(アカウント停止)する行為ですが、本作劇中では「身バレ」「顔バレ」する行為を指します。menehuneなんかは、エッチなライブチャットで顔を隠してあんなことやこんなことをしていた有閑マダムがちょっとしたトラブルでカメラのフレームがずれちゃって顔バレ、なんて妄想をしてしまいますが、特に実際のネット社会では〈ジャスティン〉みたいな正義の味方ぶった勘違い野郎はよく見かけますね。彼らの造形に関しては往年のヒーローアニメや『タイガー&バニー』を思い出しました。そして現実社会での〈ジャスティン〉はやはりあのヒトなんでしょうかね。それと〈竜〉の背中に痣(あざ)があるという表現ですが、制作サイドも最低限の考慮はしているようで身体的DVは排除し、言葉による暴力の象徴としてのメンタル的な痣、という演出意図ですね。

6)『竜とそばかすの姫』最大の問題点。終盤のご都合展開、あれに違和感を抱かない人はいるのか?

本作『竜とそばかすの姫』は50億アカウントを抱えるインターネットの仮想空間「U」を物語の並行世界として機能させているのですが、アバターの生成要素がいいかげんすぎませんか。ヒトに近い造形のアバターもいればクリーチャーみたいなものもいて、しかもそれって自動で決まってしまって自分じゃどうにもできないみたいなんですよ。そういう説明が冒頭に「U」という世界観込みでナレーションが説明してくれるのですけれど、それって酷くないですか?しかもあの世界で50億もの個人は一体何をしているのでしょうか?現実世界では叶わない何らかの自己実現を追求しているのでしょうか。アフィリエイトで稼げるネタでもあるのでしょうか?

〈竜〉に対する〈すず〉の興味の抱き方の動機が弱いです。「あなたは誰?」と言われても、なぜ彼女が極悪アバター〈竜〉の正体をそんなに知りたいのかという物語の根本が押さえられていない気がします。そして物語終盤、ついにアバター〈竜〉の正体が明らかになるのですが、ここから先は結構トンデモ展開で今までの感動返せっ!て感じた方も多いのではないでしょうか。全世界50億のアカウント=ユーザーが存在する「U」の中にあって対象者が日本在住って、そんなご都合展開、酷くないですかね。その後の〈すず〉がとった行動も言わば「ひとり自警団」なわけですから、劇中登場する「U」というネットワーク上の自警団組織の行為を現実社会でやっちゃうという極めて危険な行動なわけです。そんな彼女の行動を、父親も同級も地域コミュニティの誰ひとり止めようとしないなんて、ヒロイックではありますがちょっと常軌を逸していると言えるでしょう。一応セリフとして当局らしき現実の組織に相談して埒が開かないという状況説明はされてはいますが、だからと言ってあれでいいのか、という疑念は残ります。

『竜とそばかすの姫』を二度見して理解できたことは、〈ベル〉を「U」の世界でフォローし、〈竜〉の住むお城へと導く、クリオネみたいな容姿の〈天使〉が現実世界で何らかの障害を持つ男子〈ともくん〉であることがわかります。そして〈天使〉を守るための優しさと凶暴さとあわせ持つ〈竜〉は現実世界での〈けいくん〉であることもわかります。この辺の〈竜〉の性格も『美女と野獣』のビーストを下敷きにしていますね。また現代社会において、障害者のことを天使に例える慣わしがあることをご存知の方もいらっしゃるでしょうが、この辺りについては触れずにおきます。二人の家庭も母親が他界していることが示唆されているので、その喪失感の表れということもあるでしょうし。ちなみに〈竜:けいくん〉の声優は佐藤健(さとうたける)さんです。

〈すず〉が問題解決のため現着してからの行き当たりばったり感とか、なぜ子供たちが都合よく表に出てくるのかとか、〈すず〉のそばかす頬から出血する様の暗喩とか、上手くないなあと感じました。でもこれで〈けい〉と〈とも〉の父親は〈すず〉の正体に気付くというわけです。あとこれは下世話な意見ですが、あれだけ雨に打たれて派手に転んでもいるのに、〈すず〉のブラウスの色味が純白なままなのはいただけません。エロくしろとは言わないしあのキャラデザならエロくもならないでしょうが、あれでは手抜きと言われても仕方ないでしょう。〈すず〉が母親を濁流で失う場面でも状況は土砂降りで彼女は濡れそぼった状態ですが、この辺りを描くか描かないかは好みが分かれるあたりでしょう。このように、物語の回収パートは賛否が分かれることは間違いないでしょう。「母親同様無謀な娘だ」という烙印を押されて終了、という可能性があったにもかかわらず、その娘を「おかえり」と迎え入れるコミュニティの異様さは諸手で受け入れるわけにはいかないからです。

バスに乗って現場へ向かう〈鈴〉の背景に映り込むマスク姿の小太りの男。これって細田監督のような気もしますが、正直邪魔ですね。引きの絵から携帯のSMSメールの絵といったら、次のカットは車内から、つまりマスクの男側からの絵にして、すずなめの車窓の向こうの夜景とすべきかなと。だってあのマスクの男、ホント邪魔なんだもの。折角の娘と父親の邂逅シーンなのにね。

7)『竜とそばかすの姫』雑感まとめ

(C) 2021 スタジオ地図


厳密な意味でのミュージカルとは異なりますが、映画映え、アニメ映えする題材として魅力的な背景(ロケ地)、高校という舞台、青春群像劇、恋愛、様々な過去作品へのオマージュなど、「スタジオ地図」設立10周年を記念するに相応しい、夏休みムービーとして『竜とそばかすの姫』は少なからずオススメできる作品であると言えるでしょう。ただし物語終盤の展開はそのスケール感の小ささと荒唐無稽さで見るものを混乱させること必至です。『美女と野獣』の件は世間様はどう見ているのか、記事を投稿し終えたら覗いてみたいです。それから明日、2021年7月30日の宇多丸さんのラジオにおける評論も楽しみ。流石に辛口にならざるを得ないのでは?


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