京都観光で使える!おすすめランチと朝食のお店・その4
ブログ運営者のmenehuneが、京都の旅でお世話になったランチと朝食が美味しいお店を紹介していくシリーズ、その4です。洋食メイン、たまに和食。うどんも網羅していきます。旅は食にあり。あなたの京都観光の参考になれば幸いです。では第4回のスタートです!
- 13)【FORTUNE GARDEN KYOTO】でビストロランチ(京都市役所ちかく)
- 14)【Camphora カンフォーラ】でパスタランチ(京都大学)
- 15)【キッチンパパ】でハンバーグ&チキンステーキ(西陣)
- 16)【高木珈琲 烏丸店】でリッチモーニングセット(烏丸高辻)
13)【FORTUNE GARDEN KYOTO】でビストロランチ(京都市役所ちかく)
〈FORTUNE GARDEN KYOTO〉は河原町通りに面する京都市役所奥の建物、京都が地元の島津製作所旧本社ビル。ここがすでに2012年からレストランや披露宴の施設として機能していることを知りませんでした。7年間も。何度も前を通っていたはずなのに不思議です。歴史的なランドマーク物件をリノベートしてホテルやレストランとして転用する株式会社Plan・Do・Seeがプロデュースしたそうです。
〈FORTUNE GARDEN KYOTO〉の公式サイトでランチメニューを閲覧できますが、これとおなじものがカウンターやテーブルの上の置かれていて、オーダーが済むと下げられます。おしぼりはビニールパックされた薄手のペーパータイプ。
ビストロランチと呼ばれる〈FORTUNE GARDEN KYOTO〉のランチは、サラダかスープを前菜として選び、メインディッシュと組み合わせます。大胆なサラダだこと。
京都〈FORTUNE GARDEN KYOTO〉のランチメニュー「鶏もも肉と春キャベツのグリル ハーブタルタルソース」は1,500円、税込です。焼いたキャベツとグリルした鶏ですよね。特定メニュー以外は主食はパンがデフォルトのようです。
食後にコーヒー紅茶が付きます。幸いおひとり様はカウンター席に通されるようで、すぐ目の前のオープンキッチンで調理人たちの仕事の様子を眺めることができます。ランチ時の効率性の高さを追求した調理の仕方は参考になると同時に、ランチ時にどのメニューを注文したらいいのか把握できます。次回試そうと思いますが、たぶんそれはパスタ(ナポリタン)です。また〈FORTUNE GARDEN KYOTO〉で働くスタッフは、大声で解読不能な隠語を発していて、不思議とこれが耳障りじゃありません。威勢のよさを感じます。会計は客席で済ましたほうがスマートでしょう。
FORTUNE GARDEN KYOTO
〈ランチ営業〉平日11:30-14:00(LO)
〈住所〉京都府 京都市中京区 河原町通二条下ル一之船入町386-2
〈定休〉火曜日
〈公式〉https://www.fortunegarden.com/
〈電話〉050-5872-4097
14)【Camphora カンフォーラ】でパスタランチ(京都大学)
〈カンフォーラ〉は京都大学正門を入ってすぐ左にある、京都大学生協が運営するレストランです。
京大時計台正面にある「楠」の学名にちなんだ店名です。
〈カンフォーラ〉のパスタランチは550円。大盛りがプラス100円。
〈カンフォーラ〉のパスタはモチモチの生タイプです。味の良さと価格のアンバランスさがいいですね。
パスタランチに小サラダは付いていますが、野菜不足を補うためチキンと大根サラダ362円をオーダー。ドリンクセットのアイスコーヒー160円。すべて税別です。おしぼりはビニールパックされた薄手のペーパータイプ
今時の学食はたぶんどこもきれいなんでしょうけれど、ここ、〈カンフォーラ〉もカフェテリア風の作りで、優雅にランチをいただけます。スタッフは全員京大の学生なのでしょうか。きちんとしています。
特にガラスブロックが埋め込まれた窓際のカウンター席は、柔らかい陽光を浴びながらランチをいただけます。〈カンフォーラ〉のメニューには「Halal(ハラル)」対策メニューもあり、さすがと言わざるを得ません。京都を訪れる観光客のどれだけがイスラム教徒(ムスリム)なのかは存じませんが、今後各店注力していく課題かもしれません。
カンフォーラ
〈営業時間〉平日11:00-21:30
〈住所〉京都府京都市左京区吉田本町 京都大学 正門前
〈定休〉年末年始ほか祝日・公式サイトで案内あり
〈公式〉http://www.s-coop.net/shop_guide/yoshida_shop/#cafe_cafola
〈電話〉075-753-7628
15)【キッチンパパ】でハンバーグ&チキンステーキ(西陣)
※ハンバーグランチについての記述は、2010年当時のものに加筆しました。
千本上立売通東入ル。車一台通るのがやっとの細い路地。〈キッチンパパ〉は〈大米(おおまい)〉という米屋さんが始めた店。メディアでも取り上げられている人気店です。私が訪れた正午前は空席が目立ったが、すぐに20席ほどのテープルは満席に。その後店先に観光客の列が出来た。
〈キッチンパパ〉の「ハンバーグランチ」はレギュラーで130グラム800円。190グラムで1,100円。奮発して190グラムを注文。
※2010年当時のメニュー。2019年4月現在ない模様。
ポテトサラダも盛られたサラダも量がありナイス。デミグラスソースのハンバーグは肉の食感を感じられる旨さ。味噌汁も豆腐とワカメというシンプルさだけど、かつお出汁がきいていて旨い。香の物が付くのも良い。米屋さんだけあって、ライスのお代わりも自由。サービスのホットコーヒーもボールド感のある私好みの味。
これは満足です。※2010年当時のメニュー。ランチのサービスドリンクも2019年4月現在ありません。
2018年4月。この日のオーダーはハンバーグ&チキンステーキ。926円プラス税。おしぼりはビニールパックされた薄手のペーパータイプ。〈キッチンパパ〉はもう何度か訪れた店で、もともと米屋なので、ライスが美味いし、料理も同様。しかし、たまたまだろうけど、店長の機嫌が悪いのか、アルバイトがグズなのか、店内、客に聞こえてるのに、キッチン横のスペースで声を殺して早口で叱責してるわけ。そのせいかもしれないが、平日のランチ時に入店から30分近く料理が出てこないって、まずいんじゃなかろうか。
美味しい料理もいただく環境に左右されますからね。それにしても、最初に訪れた2010年から、メニューも変遷を重ねている印象ですね。
キッチンパパ
〈ランチ営業〉11:00?14:00(L.O.) ご飯なくなり次第終了
〈住所〉京都府京都市上京区姥ヶ西町591
〈定休〉木曜日
〈公式〉http://kitchenpapa.net/
〈電話〉075-441-4119
16)【高木珈琲 烏丸店】でリッチモーニングセット(烏丸高辻)
烏丸通と松原通が交わるあたり、烏丸通側からも因幡薬師側からも入退店できる、刑事ドラマに使えそうな、ある種便利な喫茶店が〈高木珈琲 烏丸店〉です。menehune、基本は米の飯で朝食なのですが、京都の旅なら喫茶店でモーニングもたまにはいいでしょう。〈高木珈琲 烏丸店〉は朝7時オープン。6:55ごろ到着しましたが、この日はもう開いてました。
高木珈琲の「リッチモーニングセット」はポテトサラダ、スクランブルエッグ、小ぶりなソーセージとケチャップに厚切りトーストで720円。無難なところです。コーヒーは濃い目でイケます。正直って全く足りませんが、ランチをガッツリいく予定なら、朝はこの程度のほうがいいでしょう。たっぷり歩いておなかをすかせましょう。メニューに見慣れない文字が。「にぬきモーニング」ってなに? 答えはゆで卵です。
ただ、朝から煙草の客は少なからずいるので、これが喫茶店モーニングの弱点でもあります。それとこのお店特有なんだろうけれど、ガチャラー(※)の店員がいます。元気があるのとうるさいのはイコールではありません。
〈高木珈琲 烏丸店〉の因幡薬師側の出入り口。これも京町家っぽい特徴ですね。
高木珈琲 烏丸店
〈朝食営業〉7:00-11:00
〈住所〉京都府京都市下京区烏丸通高辻下る因幡堂町711
〈定休〉なし
〈公式〉http://takagi-coffee.jugem.jp/
〈電話〉075-341-7528
その5へ続きます!
※ガチャラー:レストランで食器や什器をガチャガチャ大きな音を立てて扱う者を指すmenehuneの造語。特にアイランドキッチンでこれをやられると、カウンターに座る客はうるさくて敵わない。飲食店における「スメハラ」問題とともに店側が気を遣うリストに挙げるべきだと考えています。