宿泊日 | 2019年12月 |
ホテル名称 | ザ ロイヤルパークホテル 京都四条 |
開業 | 2018年2月 |
URL | |
住所 | 京都府京都市下京区烏丸通り四条下ル二帖半敷町668 |
電話番号 | 075-351-1111 |
部屋番号 | 616 |
客室グレード | スタンダードダブル |
客室面積 | 約23平米 |
Pの字レイアウト | 〇 |
ベッドサイズ | 160×197 |
客室スリッパ | 〇使い捨てタイプ |
12月上旬のまだ紅葉シーズンのこの時期、朝食付きで12,080円(消費税・宿泊税込)というのはラッキーだったかもしれません。「からすま京都ホテル」の並びに昨年オープンした「ザ ロイヤルパークホテル 京都四条」に泊まってみた印象をまとめておきます。
フロントの対応は不可なく平均。前金で現金払いは最近の主流。その場で領収書が発行されます。
616号室はELVの真前というあまり良くない位置。格安の料金で押さえた部屋なので、この程度の扱いは仕方ないか。階数も9階のプレミアムを除くスタンダードフロアが8階までなので、中の上の扱い。案の定、夜間は廊下の騒音が少し響きました。
典型的なPの字レイアウトなのは満足。ただ、もっと早く気づくべきでしたが、このグレードの部屋にはライティングデスクはありません。といいますか、公式で確認すると、このホテルの客室にライティングデスクを備えている部屋はないようです。ビジネス層はターゲットではありません、という徹底した意思表明ですね。バゲッジラックは標準装備です。デュベスタイルのベッドカバーは足元だけの巻き込みで、楽にカバー(掛け布団)を剥がせます。ベッドスロー(上からかけてある帯状の布)がかけてあります。
その代わりに、スタンダードダブルのこの部屋には、ファストフードのテーブルのようなものがあります。50センチ四方で縦方向はともかく横方向の面積が絶対的にたりません。大袈裟なソファもカップルがいちゃつくには都合がいいのかもしれませんが、なんだかカラオケボックスみたいで。
PCやiPadを充電しながら使用することもできません。物書きに専念する方には最初からお勧めできない仕様です。全館禁煙。喫煙室は1階だけです。
ダブルベッドの両脇に照明のコンソールとコンセント、USB端子が装備されていますが、充電対象のデバイスを置く場所に難儀しそうです。
スタンダードダブルですから、普通にアメニティー類やティーセット、水のペットボトルは2つづつ用意されています。最近のホテルではこういったスタイルが標準となっていると思っていましたが、このあと紹介するホテルでちょっとしたショックを受けました。その件は改めて。
そんな616号室、西側に面していて、近隣のマンションのほか、僅かだが夕焼けを拝むことができました。
ロイヤルパークホテルは三条もそうでしたが、洗面のグラスが本物っぽく見えるプラ素材です。このあたりのこだわりは好きですね。
ユニットバスは洗い場付きですが、風呂椅子はありません。最近洗い場を設けるホテルが増えてきましたが、風呂椅子を置く、置かないのスタンスはあるようです。
入浴剤代わりのフランス産バスソルトが用意されていますが、効能の程はいかに?
バスタブは140×78センチ。実内寸は114×65センチと広くはありません。
朝食のスタートが朝6時半からというのは、朝から行動したいゲストには好都合。
野菜や卵、肉といった5つのカテゴリに分かれたメニューから選択できます。
京都で快進撃を続ける「進々堂」が手掛けるカフェは、和食に対応していないのは残念ですが、パン食好きなら、インスタ映えする朝食にありつけます。パンやチーズ、ドリンク類はブッフェで食べ放題。これだけで通常は2,200円+税なので、今回のプランのお得具合がわかります。
「ザ ロイヤルパークホテル 京都四条」は利用目的を間違わなければ、快適な滞在ができるでしょう。特に朝食レストランの利用価値は高いと感じました。