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ヨコハマポートサイド地区は、横浜駅東口に隣接はしているけれど、交通の便もあまり良くなく、職場がたまたまそこにあったりでもしなければあまり足を運ぶエリアではないかもしれません。しかしそこにある食堂の存在を知ってしまったら、少し足を伸ばして利用する価値はあるはずです。今回はヨコハマポートサイド地区の穴場食堂をご紹介します。
この記事を書いているmenehuneは中央卸売市場や中央市場通りにあるお店を訪ねた帰り、横浜駅東口に向かう途中、ポートサイド地区を通り抜けたのですが、たまたま神奈川トヨタが運営するアウトドアショップ〈マイクス|myX〉に寄り道したとき、ふと目に留まったテナントリストを見て「あれっ?」と感じたのがきっかけでした。テナントリストの最上階10階に〈食堂〉という表示があるのです。誰のための食堂なのかしら? 一般人は利用できるのかしら? そんな疑問が自然と湧いてきます。これはトライするしかないでしょう。myXビル10階にある食堂探訪です。
テナントリストにはただ〈食堂〉としか記載がありません。これが〈社員食堂〉となると話は別で、普通部外者は利用できないはずです。でもここは〈食堂〉だし、行けるでしょう。そんな軽い気持ちでエレベーターで10階まで上がってみました。
営業時間は11:00から13:30までのようです。今週のメニューが食堂入口に掲出されています。価格は手ごろですね。いわゆる社食価格といってもいいでしょう。11時の開店と同時に突入しました。因みにこの〈myXビル〉は神奈川トヨタ関連のテナントが入居しており、それらの従業員向けの福利厚生の一環として機能しているのでしょう。週替わりで変わるメニューも嬉しいですし、カロリーが記載されているあたりも利用者への気遣いが感じられますね。
実際、ヨコハマポートサイド地区は再開発によりオフィスビルが林立しましたが、そこで従事する従業員の胃袋を満たすランチ処が少ないので、キッチンカーや移動式弁当店が多く利用されています。そんな中、こんなところに食堂があることは存外知られていないのではないでしょうか。
券売機で食券を購入します。食堂の入口にも券売機に向かう通路にも、部外者の利用についての制限などの通知、貼り紙、などはありません。つまり一般にも開放されているという解釈でいいのではないでしょうか。
画像の左奥が券売機の場所。そこから提供カウンターへ向かいます。提供はいわゆるカフェテリア方式で、最初にトレーを持ってカウンターを進んでいきます。
〈myX食堂〉の店内は広く、大きな窓から外光も射し込みます。眺望もいいですね。
この日はチャーシュー麺600円と半ライス70円をいただきました。普通に美味しい。
〈myX食堂|マイクス食堂〉店内からの望眺です。
別の日。本日のAランチは豚とザーサイの塩だれ炒め590円。選べる小鉢とみそ汁が付きます。画像ではわかりずらいかもしれませんが、結構なボリュームがあります。これで590円ならコスパ最強かよ!という気分になります。
開店から1時間、12時を回った頃の店内の様子です。ここから一気に混んできます。座席では自前のお弁当を広げている方も散見されましたので、いわゆる社食的利用がされていますね。
カフェスペースのようなエリアもあります。
13時近くなると座席も空いてくると同時に、メニューにも売り切れが目立ってきます。もし状況が許されるなら、11時台に利用するとしいでしょう。
少しの間観察してみましたが、正午を回ると表からやってきて、ビルの10階までエレベーターで上がっていくビジネスパーソンも結構いたので、ここ〈myX食堂〉、知ってる人は知っている存在、ということなのでしょう。
ちなみにこの〈食堂〉ですが、運営母体は有限会社Tコーポレーションという企業で、食堂同様〈myXビル〉10階に事務所も構えているほか、同ビルの地下にあるカフェ&レストラン〈Clicks|クリックス〉も運営しています。神奈川トヨタと関連があるのかは不明です。
それでは〈myXビル食堂〉にわざわざ出向くには? ひとつは横浜ベイクォーター経由のアプローチ。ベイクォーターからなら徒歩3分ほどです。もうひとつは京浜急行・神奈川駅から旧東海道を抜け、第一京浜を超えてアプローチするルート。こちらは徒歩5分ほどで到着します。
ボリューミーでお財布にも優しい、ヨコハマポートサイド地区にある穴場食堂〈myX食堂〉を使わない手はないでしょう。
myX食堂
〈営業〉11:00-13:30
〈住所〉横浜市神奈川区栄町7-1 myXビル10F
〈定休〉土・日・祝
〈公式〉-
〈電話〉-