何度かこのブログでご紹介した本牧のお蕎麦屋さん〈栄屋〉が場所を変え営業されていたことを偶然知り、今日行ってきました。通勤用で横浜市営バスの定期券をSuicaに付加させていると、こうした散歩時も市営バス乗り放題なのは便利ですね。もういまの場所で3年も営業されているとのことで、3年間も記憶の奥底にしまわれていた名店が知らずに再開されていたことを惜しむとともに、これは今後足を運ぶ楽しみができました。
これは過去に書いた〈栄屋〉さんの記事です。
この日はたまたま本牧通りに新規開店した中華料理店をGoogle MAPで検索していたのですが、事件はそのとき起こりました。「あれっ、〈本牧栄屋〉ってとっくに閉店されたはずだよね。他人の空似なのかしら?」アプリに表示されたピンをタップして覗いてみると疑問は確信に変わりました。「嗚呼、再開してるんだ」。これはいかない手はありません。本命だった中華屋さんは土曜日はランチメニューが用意されていないようなので、後日に後回しです。まずはJR山手駅を目指し行動です。
この日はバス便の運が良くなく、別ルートからのアプローチになりました。JR山手駅から異なる系統のバスに乗り、〈栄屋〉からは若干距離があるバス停下車。徒歩でお店を目指します。中区本郷3丁目、本牧の丘の上に続く急な階段は、坂途中に公衆電話ボックスがある理由がなんとなくわかります。ちょっと怖い。ただここをやり切るとあとのルートは楽に歩けます。
一番楽なアプローチの仕方は、JR山手駅前から運行している横浜市営バス222系統に乗り、「観音院前」バス停で下車。そこからお店までは30秒とかかりません。また本牧通りを走るほかの系統の市営バスでも、「本郷町」バス停で下車してだらだら坂を登ってもさほど苦も無く辿り着きます。
突き当りがお稲荷さんとなっている路地を進むと〈本牧栄屋そば店〉が見えてきます。そしてこのあたりは野良なのか地域猫なのか、結構ネコを見かけます。ヒトには慣れているようですね。
見覚えのある緑色の暖簾が出迎えてくれました。〈本牧栄屋そば店〉、何年ぶりでしょうか。訊けば当地に新規オープンして3年が経つんだそうで、本牧の表通りから撤退して、そう間を開けず当地で再開された計算になりますね。つまり3年ぶりの訪問になります。
10名も座れば満席だろう店内。2023年2月現在でも、メニューの価格は良心的に映ります。邪推だけれど余計な経費を省いた結果なのかもしれません。
天もりは1,150円。大ぶりな海老天、茄子とピーマンのそれは下手な和食屋の比ではない。揚げたてのせいもあるけれど断然旨い。〈栄屋〉さんの名物でmenehuneも大好きな〈冷やしたぬきそば〉は3月下旬から提供されるとのこと。行かない手はないのです。公式ブログでも告知をお願いします!
sakaeya-honmokunoaji.amebaownd.com新生・本牧栄屋そば店の公式サイトはこちらです。
〈本牧栄屋そば店〉
神奈川県横浜市中区本郷町3丁目179