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北九州再び。歴史的近代建築を巡る旅(3・了)河内貯水池・八幡駅周辺 2008年11月30日


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2008年11月に北九州の歴史的近代建築を訪ねた旅の模様をレポートするシリーズ。今回の北九州の旅も最終日。夕刻の北九州空港発の便に間に合うように小倉を出発。目的地は八幡駅。そこからバスで河内貯水池へ。

 

 

河内貯水池

河内貯水池寂しいところです。人っ子一人いない。画面中央の円筒形(裏に回ると蒲鉾型だとわかる)の構造物が河内貯水池ダムの取水塔です。1927年(昭和2)竣工。

河内貯水池管理事務所山側斜面には奇妙な造形の管理事務所があります。1927年(昭和2年)竣工。

河内貯水池ダムの取水塔

河内貯水池ダムの取水塔です。

河内貯水池ダム取水塔の碑

河内貯水池ダム取水塔の碑。


河内貯水池堰堤石張りのなだらかなカーブを描く堰堤。紅葉とのコントラストが美しい。

南河内橋

南河内橋河内貯水池のもうひとつの産業遺産、南河内橋。日本に現存する唯一の「レンティキュラー・トラス構造」。こんな物寂しい山奥に場違いと思えるほどの威風を保っています。
 

南河内橋

 

南河内橋南河内橋は1926年(大正15)竣工。当時の官営八幡製鉄所の力の入れようが良くわかる貴重な近代化遺産です。国の重要文化財にも指定されています。貯水池のダムから南河内橋までは結構な距離があります。足腰に自信がない人(私も含む)は道半ばにあるレンタサイクルで自転車を借りよう。また、八幡駅まで帰りのバスも時間帯によっては全く便がないので注意です。私は帰途は偶然通りかかってくれたTAXIを使いました。

 

新日本製鐵桃園社宅

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八幡駅まで戻り、新日本製鐵桃園社宅へ。1951年(昭和26)ごろから順次建設されたというこの団地群も、訪問時は桃園1丁目の団地群は大方解体され、建売住宅が広がっていました。画像は2丁目寄りに僅かに残る解体を待つ建物。奇跡に近いぐらい空が青く映っている1枚。旅の最後に良く晴れた。

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祇園3丁目あたりで見かけた醤油醸造所。稼動しているのかわからない。太陽が映り込む逆光条件。いいバランスで撮れていると思います。空が青いなあ、広いなあ。
ちなみに八幡駅前の平和ビル4棟はとうの昔に解体。今は高層ビルに取って代わっています。桃園社宅同様、昭和のノスタルジーに浸ることはここ八幡駅周辺では難しいのかもしれません。

 

北九州再び。歴史的近代建築を巡る旅(3・了)まとめ

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歴史的近代建築を巡る北九州の旅の締めくくり。八幡駅前のチャンポン屋〈八幡のチャンポン〉。とき玉子がいいアクセント。鶏の唐揚がトッピングされているのだが、唐揚ではなくフライ(カツ)です。チキンカツみたいに、モモ肉一枚をフライにするんじゃなく、鳥からサイズでフライしてるんです。パン粉をつけて揚げている。たぶんこんなの初めて。旨いです。

ここまでの撮影機材はSONYのα900と、MINOLTA AF17-35 F3.5 およびAF24-105 でした。以上2泊3日の北九州旅。また来れるといいです。


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