LEGO(R)ムービーを観た。
※ネタバレのニュアンスがあるので、未見の方はご注意を。
すべてはサイコー!!
劇場は子連れのおとうさん、おかあさん。
こんな映画に1,800円は高いなあ、と思いつつ、何の下調べもせず鑑賞開始。
ただ、今回鑑賞した吹き替え版は、沢城みゆきはん、山寺宏一はんなど、お馴染みの名優が当てているので、そこは楽しみだった。
何でブロックの世界でこんな事件が沸き起こるのかしら?と、まったくのファンタジー・ストーリーだと思っていたんですね。最初は。
しかし、物語中盤から、至極当然ながら、「ある存在」に気づくわけです。観ている側は。
そして、それは劇場の子供たちより先に、われわれ大人が気づいてしまうんですね。
いやはや、これは大人が見ても十二分に楽しめる作品です。
主人公が見つけた赤い何かの正体、、、劇場で観て感動してください。随所で泣けます。
炎や煙、水面や波といったエフェクトを「レゴ」で表現(した風のVFX)は魅せますよ!
例えるなら職場結婚した旦那が嫁さんを退社させて、自分のものだけにしたいという独占欲に近いかもしれません。
そうやって、相手の独自性や個性を尊重せず、自らの「型」に嵌めようとする「おしごと大王」に、自身を重ねてしまったのは、私だけではないのではないでしょうか。
没個性、マニュアル人間、そして自由な独創性のバランスを考えさせられる佳作。
ワイルド・ガールと猫ちゃんのふたキャラを演じる沢城はんの演技に惚れた。