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アニメ「響け ! ユーフォニアム」5話を観た。雑感をまとめておきます。


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アニメ「響け ! ユーフォニアム」5話を観た。雑感をまとめておきます。今話での後藤のセリフ「お前なあ。。。」(黄前なあ)は狙ってますよね。5話の物語の舞台、サンフェスの会場はEDで取材協力のクレジットがあった「太陽が丘(京都府立山城総合運動公園)」。京阪、JR、いずれの宇治駅からもバスが運行していると思う。TAXIでも、片道1,000円強で行けます。


昔はいざ知らず、現在の陸上競技場はスタンドに庇があったりします。梓との絡みは、さくっと改変して、これでJR宇治駅が登場することはなくなったようです。つまり、原作の茶壷はオミットされたと。上手い改変だと思います。京阪の肩を持つわけではないし、宇治川の架橋を通り抜けるJR車輌が実は絵になったりするのは、巡礼された方ならお気づきのはずです。でも、大人の事情で、今後もJR車輌が登場することはないでしょう。

麗奈の推薦の件を宇治駅でなく、サンフェス会場で開示しつつ、アニメオリジナル脚色を入れてくるあたり、さすがです。予想は外れ。次回、葵のリタイアから始まる、気持ち鬱モード展開のスタートですね。※5話は原作準拠で 143/319 ページまで。言うまでもなく、4話で端折られ、5話ではフェス当日まで秘匿された吹奏曲は The Beatles ではなく、YMOでした。

ええと、5話は、基本ギャグ回だったのかと。麗奈の謎笑顔込みでギャグ回。あの麗奈の髪かき上げながらの笑顔、って作画自体をどうこう言ってるヒトがいるけど、ああいうのを見て幸せな気分になんないのかね。可哀想に。

話を戻すと、例えば、他の回だとエモーショナルなシーンで充てられる劇伴(OST)が、サンフェス用の衣装が配られ、久美子たち、「チーム・ぺったんこ」と、あすかたち「チーム・ばいんばいん」との対比が描かれるシーンで流れたりします。幾つかこの曲を充てた意図みたいなものを考えるに、葉月がバレエの振り真似をする流れから、少女たちの儚げな輝く瞬間を飾らんとする、シリーズ演習、山田はんの「エコール」的演出のアレンジとして。もうひとつは、胸囲の多寡で自らをカテゴライズしてしまう少女たちの多感な、それこそエモーショナルな感情を演出するためというもの。久美子と麗奈の間には越えられない「胸囲の壁」が存在する、という事実を大げさな劇伴充てて表現してみた。私は後者推しなので、これも一種のギャグかなと。

久美子の舌打ち。はい、ギャグです。こんなところでしょうか。


行進に参加しない3年生は2日目なんでしょうか。こう書くとキモいけれど、作劇中こういう見せ方をする作品はまず見ませんよね。そういうところが凄いんです。なんて深読みしすぎです。この二人はファゴット隊だから行進に参加していないんでしょう。


チューニングを終えた、夏紀の「こっちもいいよ」で、ハンナ・ユスティーナ・マルセイユを思い出してしまいました。あと、梨子のふとましさ、もう少し見たかったかな。
ていうか、サンフェス・チェンジングポスター、夏紀や梨子とかのサブメンヴァージョン、出してください。むしろ、そっちが見たいです!


今週の「みぞれ」です。さすがに、ちょっとびっくりしてるところが可愛いですね。

久美子が梓の誘いを断り、いま所属する集団に帰っていく件は、いいですねえ。もう流されない、という彼女の決意の表れです。「けいおん!」1期最終話における、平沢 唯のモノローグを思い出した方も多いのではないでしょうか。

「ねぇ私、あの頃の私、心配しなくていいよ。すぐ見つかるから。私にもできる事が。夢中になれる事が。大切な・・・大切な・・・大切な場所が!」

こうして目標を同じとする吹部のメンバーとして、ともに歩む覚悟を決めた黄前久美子ですが、オーラスで「チューバくん」がいきなり妖夢的に北宇治のグラウンドに登場。手を振るシーンはいったいなんでしょう?「もう僕は久美子には必要ないね」「ありがとう、チューバくん」てな感じでしょうか。

いや、もう少しまともに言うと、次回予告のティーザーですね。4話のオーラスは「サンフェス」のデコレーションだったのと同じです。あの「チューバくん」は6話の予告。次回、加藤ちゃんの特訓がフィーチャーされる(原作にはない)んですね。5話はチューバに始まり、チューバで終わるという。何気ない伏線が張られています。来週のオンエアで、久美子のスクールバッグにぶら下がってなかったら、笑えます。


「サンライズ・フェスティバル」の舞台である「太陽公園」には、原作2巻で吹部女子たちがこぞって出かけるプールがあったりもします。実際、モデルとなった「太陽が丘(京都府立山城総合運動公園)」にはプールもあります。見聞きする話だと、どうやら原作1巻までが今クールの展開範囲のようなので、「チーム・ぺったんこ」と、「チーム・ばいんばいん」の絵面はそれまでお預けでしょうか。ひょっとすると、14話OVAがこのお話(プール回)かもしれませんね。

原作2巻、3巻読破。。。これアニメで続きやらなかったら、もったいないわ。(絶対)つづき、あると思う。


©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会
©かきふらい・芳文社/桜高軽音部


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