映画「カリフォルニア・ダウン（原題：San Andreas）」を観た。

映画「カリフォルニア・ダウン（原題：San Andreas）」を観た。

本ブログで書いた映画「クーデター」と異なり、本作では地震＆津波によって（良い側の）登場人物の誰かが命を落とす、という描写がないので、若干感情移入しづらい点があると。

いや、日本でもさすがに今作で発生するM9.6クラスの地震は発生していないので、想像も出来ないが、高層ビルの窓に飛散防止のフィルムとか米国じゃ貼らないのかしら、あの瓦礫の中、ボートで進むって、あのタイプはスクリュー推進じゃないのかしら？ とか突っ込みどころは多々ある。

多くの観客がそう思うであろう、ヒロインの無駄な巨乳に目がいって集中できないよ！ というほど集中して見る作品でもないのだが、結局のところ、主人公のマッチョイズムがすべての事象を凌駕している時点で、そこまでの作品ということになります。
冒頭書いたとおり、仲間の死を乗り越える描写がない以上、それ以上を期待してもムダだし、そんな気分を期待して鑑賞するヒトもいないだろうなと。