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横浜と川崎の温浴(温泉)施設の感想一覧・おススメと改善希望2016年版


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menehuneが通った、横浜/川崎の温浴(温泉)施設雑感一覧・2016年版

肩関節周囲炎緩和のため、ここ2年ほど、冬場は近場の温浴施設を利用している。
利用した印象をまとめておく。
利用料金はあくまで標準プラン。各施設とも割引プランがあるが、詳しくは公式で確認されたし。

施設名 営業時間 利用料金
綱島源泉 湯けむりの庄(ゆけむりのしょう) 9:00~24:30(最終受付24:00) 【入館料】
大人:平日1,200円(税抜)、土日祝1,400円(税抜)
小人:平日900円(税抜)、土日祝1,100円(税抜)
※小学生以上入館可
※レンタルフェイス、バスタオル、館内着付き(大人、子供共通)
岩盤浴
平日800円(税抜)、土日祝900円(税抜)
※中学生以上利用可
岩盤浴着、マット付き
横浜みなとみらい 万葉倶楽部 24時間営
※大浴場など清掃時間
大浴場 深夜3:30~5:00
脱衣所 深夜4:00~5:00
※上記時間は利用不可
◆マル得セット入館料
大人(中学生以上)2,500円(税抜)
子供(小学生)1,400円(税抜)
幼児(3才~未就学児)940円(税抜)、3才未満無料
入湯税100円が別途徴収。
◆深夜料金(深夜3時以降は、上記に深夜料金をプラス)
大人(中学生以上)1,800円(税抜)
子供(小学生)1,000円(税抜)
幼児(3才~未就学以下)1,000円(税抜)
◆朝風呂入浴(午前6:00以降に入館)
大人(中学生以上)1,430円
子供(小学生)769円
幼児(3才~未就学以下)580円
入湯税100円が別途徴収。
RAKU SPA 鶴見(ラクスパ鶴見) 10:00~26:00(終受付25:00) 大人:平日1,480円(税抜)、土日祝1,680円(税抜)
小人:平日450円(税抜)、土日祝500円(税抜)
※大人=中学生以上
※小人=4歳~小学生、3歳以下は無料
※レンタルフェイス、バスタオル、館内着付
※館内着・タオルの交換は有料
INSPA横浜(インスパ横浜) 月~木・日祝:10:00~23:00
金・土・祝前日:10:00~翌8:00
【2018年6月追記】
INSPA横浜の営業時間は
2018年6月1日改定され、
終夜営業の廃止に伴い、
朝風呂も廃止されました。
【レギュラー入館】2,315円(税抜)
月~木・日・祝 10:00~23:00/金・土・祝前日 10:00~24:00
【スピード入館】 972円(税抜) 1時間の短時間利用(延長30分毎に583円加算)
※2時間を超えた場合はレギュラー入館料を適用します。
【深夜割増】1,389円(税抜) 深夜24時以降は上記にプラス
【朝風呂】972円(税抜)土・日・祝日限定/6:00~8:00
※中学生以上利用可
※レンタルフェイス、バスタオル、館内着付き(大人、子供共通)
SpaLlibur yokohama(スパ・リブールヨコハマ) 10:00~翌8:00 大人:平日1,380円(税抜)、土日祝1,580円(税抜)
小人:平日790円(税抜)、土日祝790円(税抜)
【60分コース】平日:1,080円(税抜)、土日祝:利用不可
※大人=中学生以上※中学生以上利用可
※オムツが取れていない子供は入館できるが、浴槽・リラクゼーションルーム・岩盤浴の利用不可
※レンタルフェイス、バスタオル、館内着付
縄文天然温泉 志楽の湯(しらくのゆ) 10:00~24:00
※露天風呂のみ8:30から営業
8月を除く毎月第3水曜日は15:00~24:00
大人(中学生以上):平日815円(税抜)、土・日・祭日954円(税抜)
小人(5歳以上):平日491円(税抜)、土・日・祭日657円(税抜)
※タオルセットは付きません。必要に応じてレンタルできます。


2014年8月オープンの〈RAKU SPA 鶴見〉、そして、2016年オープンの〈綱島源泉 湯けむりの庄〉と、鶴見界隈では大規模温浴施設のオープンが相次いだ。
近場で〈綱島源泉 湯けむりの庄〉のオープンを迎える形の〈SpaLlibur 〉は入館料金を値下げせざるを得なくなった。
上に挙げた六つの施設も、様々な特徴がある。  飛び抜けた印象の施設や改善点を紹介すると、

【温泉が楽しめる】お湯の質は〈志楽の湯〉の内湯ですね。コスパ的は六つの中では最強でしょう。ここは露天もあるのだけど、結構露骨に様々なごみが浮いているのが気になる。内湯はオーバー・フローもされており、いい具合に循環されているのだが、露天はそれができていない印象。
公式サイトには営業開始は10時となっているが、内湯も含めた施設全体の営業開始、という意味で、上の表のとおり、露天風呂と洗い場のみの利用となるが、朝8時半から利用できる。一部ウェブ上には、朝風呂は8時から営業開始と書いてあるところもありが、8時から入浴できるのは、隣接する宿泊施設に泊まったゲストだけなので注意(廊下でつながっている)。一般の朝風呂利用開始は8:30~です。
ただし、10時の正式オープンまでのこの時間は、館内清掃のスタッフが大きな音で掃除機をかけて回っている時間と重なるので、事情は致し方ないが、あまりのんびりはできないことを付け加えておきます。

南向きの窓から差し込む陽光を浴びながら浸かる〈インスパ横浜〉の半露天もいい雰囲気だ。日差しを反射しながら、もうもうと湯気を上げる湯面を見ているだけでリラックスできる。
よってここのお風呂は朝6時からの朝湯を楽しむか、10時の開館から正午くらいに入浴するのがオススメ。

湯河原界隈から源泉を運び、循環・消毒している〈みなとみらい 万葉倶楽部〉は、温泉施設としてはどうかと思うが、施設全体を楽しむ方向で割り切るならOK。

お湯の質と、混み具合のバランスは〈SpaLlibur 〉も悪くない。館内着に着替える更衣所と浴場に直結する脱衣所の2箇所が分離しているのが不便なのだけど。

【客   筋】あくまで主観だが、料金と立地のバランス、そして送迎サービスの規模で、客筋は変わってくると思う。比較的、傍若無人な振る舞いをしている客を見かけないのは、やはり〈志楽の湯〉と〈インスパ横浜〉、そして〈スパ・リブールヨコハマ〉かな。これ以外の三つの施設は全般何時行っても混んでいるので、へんな客に遭遇する確率が上がるのは仕方ない。なんであれだけ注意してるのに、脱衣所でスマホに向かってまんじりともしない奴が減らないんですかね。
上に挙げた6施設のほとんどが、入館に際し、中学生以上をうたっている。時たま幼児を連れた親子がフロントで押し問答しているのを見かけるが、下調べはして行こう。
逆に、〈RAKU SPA 鶴見〉はその縛りをしていないので、ほぼ銭湯状態。男湯に父親に付き添われた女児が散見される。良くも悪くもオープンである。

【接   客】〈インスパ横浜〉は最近、運営母体が変わったらしいが、そのせいか、接客の質が落ちている。改善まで様子を見るしかないか。客が増えれば受付で待たされるケースも増えるのだが、スムーズな受付、挨拶など、ここでも〈志楽の湯〉の係員の所作はスマートだと感じる。
施設の規模の割りに、ロッカーの数、多すぎじゃね、というのが〈RAKU SPA 鶴見〉で、その上ロッカー回しのオペが上手くないので、あてがわれたロッカーの上下左右に客が集中し、プライベート・スペースの確保ができないという。
綱島源泉 湯けむりの庄〉は新設のため、いたるところが清潔に保たれている。岩盤浴が別料金なのと、スピード入浴のメニューがないのが残念ではあるが。
【2018年7月1日追記】
久しぶりに〈RAKU SPA 鶴見〉を訪ねたが、ロッカーキーが電磁式から差込式に変更されていた。メンテが大変だったと思われる。それにしても相変わらず客捌きが下手で、あてがわれたロッカーの上下左右前後に客が集中し、プライベート・スペースの確保ができない状況は変わっていない。

【清潔感】上で挙げた六施設とも、ロビー回り、ないし脱衣所に温水洗浄便座付きのトイレを完備している。脱衣所の清潔感、という点では、田舎の温泉宿風の味付けを演出している〈志楽の湯〉の弱点か。脱衣所が狭く、清潔感を損なうロッカーも洗面所も設備の古さを感じる。
清潔感、とは意味合いが違うが、提供されるタオルの「臭い」に違和感を感じる方もいるだろう。〈綱島源泉 湯けむりの庄〉と〈インスパ横浜〉はリネンの仕様なのか、提供されるタオルの消毒臭が気になる。一昔前のビジネスホテルのそれ、といえばわかる方も多かろう。
レンタル・オプションで提供される〈志楽の湯〉や、〈みなとみらい 万葉倶楽部〉のそれには違和感を感じない。
検討をお願いしたいところだ。
【2017年5月13日追記】
〈インスパ横浜〉のタオルの臭いは改善された。

続いて、天然温泉か否か、無線LAN対応かどうか。

施設名 公式サイト 無線LAN 温泉
綱島源泉 湯けむりの庄(ゆけむりのしょう) http://yukemurinosato.com/tsunashima 天然温泉
横浜みなとみらい 万葉倶楽部 http://www.manyo.co.jp/mm21/ 天然温泉
ただし現地湧出ではない。
湯河原から搬送
RAKU SPA 鶴見(ラクスパ鶴見) http://www.rakuspa.com/tsurumi/ - →○ 沸かし湯
一部人工温泉
INSPA横浜(インスパ横浜) http://www.inspa.co.jp/resort/ - →○ 天然温泉
SpaLlibur yokohama(スパ・リブールヨコハマ) http://www.libur.co.jp/ - →○ 天然温泉
縄文天然温泉 志楽の湯(しらくのゆ) http://www.shiraku.jp/ - 天然温泉


無線LAN純粋に湯を楽しみ、さっと引き上げる。また、リラックス・ルームに長居せず引き上げるなら、館内の無線LAN対応は必要ない要素であろう。
逆に、お昼寝込みで、リラックス・ルームのベンチで長居したい場合、私もiPadとイヤホンを持ち込むことにしている。〈みなとみらい 万葉倶楽部〉のそれは、みなとみらいの大観覧車を望む眺望で、適度に西日が差し込むお昼寝環境だ。〈インスパ横浜〉も2016年秋に無線LANを導入したばかりなので、弱点が補強されたと思う。
【2017年5月13日追記】
〈インスパ横浜〉の無線LANはゲストにその存在が浸透したのか、土日の混雑時は繋がらないときがある。
スタッフに確認すると、同時接続の端末に制限があるとのことで、要するにプロバイダが提供する家庭用ルータのそれと大差がないということだ。ここは今後改善すべき点かな。
一応アドバイスしておくと、脱衣所からリラックスルームまで、携帯やタブレットを〈裸〉で持っていかないこと。「服くらい着るわ!」という意味ではなく、バッグやタオルに忍ばせて持っていきましょう、ということ。
【2018年9月30日追記】
その後の入浴で、〈RAKU SPA 鶴見〉は全館無線LAN導入済みだ。
同様に、〈スパ・リブールヨコハマ〉も無線LAN導入済み。

【天然温泉】そもそも天然温泉と言ったって、上の施設はどこも塩素消毒・循環濾過をしているので、そこは最低限の了承の上で。
〈RAKU SPA 鶴見〉だけが天然温泉ではない。ただ、私もそうなのだが、ここの売りはむしろ充実した岩盤浴だろうと思うから、そこは目をつぶることにしている。それでも客の多さには毎度辟易するが。エキストラ・チャージなしで、あの岩盤浴を楽しめるのは、ここの最大の武器だろう。
それから、〈RAKU SPA 鶴見〉の「弱酸性硫黄の湯」に浸かる際は注意。公式サイトでは効能を謳っているが、入浴後の体に纏わりつく硫黄臭が容易には落ちないのだ。
退館後、公共交通機関に乗ると、あからさまに嫌な顔を周りの乗客からされます。帰宅してからもなお臭うので、昨今のスメハラ対策上、施設側も利用者側も一考の余地ありかも。箱根あたりの硫黄泉と異なり、人工的な味付けはチューニングが必要ですね。

【炭酸泉】〈炭酸泉〉とは、炭酸ガス二酸化炭素)が溶け込んだお湯のこと。人口炭酸泉を導入している施設は、〈RAKU SPA 鶴見〉と〈綱島源泉 湯けむりの庄〉の比較的新しい二つだけだ。
ぬるめのお湯でも実際の温度より約2、3度温かく感じるため、低い温度のお湯でゆっくり長湯すると体の芯から温まり、湯上り後も体がポカポカ温かく、持続性が強いのが特徴。

以上、ざっと印象を紹介したが、会員登録やメール会員など、各施設とも割引プログラムは用意されているので、下調べしてから体験してみてください。


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