京都アニメーション・スタッフ座談会の模様をざっくりと報告します。
会場の京都府京都文化博物館・別館(旧日本銀行京都支店)。
会場はほぼ満席。200名弱の入り。
上2枚の写真は「けいおん!!」上映会のときのもの。
「けいおん!」の「ふわふわ時間」にのってお三方、登壇。
木上はん、武本はん、石立はんと、進行役に京アニ女子社員の方。お名前失念。
ちなみに60分強の公演後、控え室に客席で見ていた京アニ社長・八田はんが入っていかれました。
社長も聴いていらしたんですね。
アニメスタジオに就職したきっかけとか、制作時に心がけていること、今まで記憶に残る作品などを語る。
喋りのプロではないのと、音響マンの仕事がプアで、聞き取りづらい箇所があったが、仕事に携わるプロとしての生き様は聴いていてためになりました。木上はんと石立はんの徹夜エピソードは結構笑えてジンときましたね。石立はんの「日常」制作苦労話も笑えた。
「けいおん!」がこんなにヒットするとは思わなかった。「山田」のマニアックな人間観察の勝利。キャラデザの堀口はんの仕事も素晴らしい、とのこと。
座談会の主な中身は、いかに木上はんの存在が京アニ社内で大きいものか、ということに尽きますかね。
そして、苦悩するスタッフを支えるスタッフがいて、それが人材を育て、在籍率の高いスタジオを継承していくのだ、という木上はんのコメントが良かったですね。
肝心の「映画 けいおん!」に関しては、今日、11月3日、劇場版の最終版が仕上がり、本社で内覧会があったそうです。
彼らはこのイベントのため、中座してきたらしいが、「キャラが生きている。山田尚子監督の観察眼はホントにすごい。ドキュメンタリを見ているよう」「1期・2期を楽しんでくれたFANを裏切らない出来。ほろっとさせられ、感動。初体験の人でも楽しめる」と自画自賛、というか、彼らが太鼓判を押すなら大丈夫かな、と思わせてくれました。
予告編を含めたサプライズ的な映像の公開はありませんでした。
そして、話題は京都アニメーションの次回作へ。もちろんすべては彼らも語れないのですがいくつかヒントが出ました。発言がランダムなので、すべてが同一作品に辿り着くわけではいと思う。
「京都を舞台にした企画が進行中」
「オリジナルものの企画も少しづつだが進行中」
「近々発売されるアニメ雑誌で次回作が公表されるらしい」
「次回作の『ジャンル』は『ミ』という単語が含まれる」
。。。「ミ?」。。。何ですかね。「ミステリ」くらいしか思いつきませんが。。。冒頭が「ミ」とも限らんし。
。。。「ミリタリー」。。。軍ヲタもの?。。。わたしは知らないのですが。。。。
まさか「灯台」。。。。
「日常」EDの「Zzz」で退場。満場の拍手。