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アニメ「謎の彼女X」12話、「謎のぎゅっ」雑感。


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アニメ「謎の彼女X」12話、「謎のぎゅっ」雑感。
「ぎゅっ」。抱擁のことですが、あれはいいものです。
年季のはいったカップル、もしくは夫婦ともなると、「現実」が見えてきてしまうもので、そうそうやらなくなるもの、という認識ですけど。
でも若いころならねえ。
そこの御仁も、そう思うでしょ。
あの感触、あの匂い、あの香り、そして、あの恥じらい。
ふたりだけの世界。だれにも邪魔されない、甘美な世界。
これからステップを踏んでいくであろう二人の関係の、ほんの入り口に位置する「抱擁」。

そんな若い二人、卜部と椿の純粋なんだけど、頭の中は、来るべき「アレ」を思い浮かべての悶々。。。
そんな「うぶエロな」関係を見事に描いた12話でした。

結局ここまで、時代設定を伏せたまま物語は進みました。
原作でもそうなのか、アニメオリジナルなのかはわかりませんが、結果として、オヤジFANのハートは鷲掴みにされました。そこの御仁も、そう思うでしょ。

逆に、中高生なんかはどう思うか訊いてみたいですね。
言うまでもなく、現代は社会の窓が多すぎて、却って社会に出ていけない(いかない)人も多いようだし。

この作品には「固定電話」すら出てきませんからねえ。
卜部と椿がお互いの夢でお互いを想う、何てのは今日日なかなかないことなのかと。

椿くんの夢の中で、逃げるバニーの卜部が口にする「聴こえない」台詞。
あれはなんだと思いますか。そんな妄想も楽しんでください。

爺臭いけど、「会えない喜び」を感じさせてくれるんですね。思い出させてくれる、といってもいい。
夜の長電話。キャッチが入って、いったん保留。そしてこっちに戻ってきてくれたときの喜び。
ああ、僕を選んでくれたんだ、なんて安心したり喜んだり。

そんな「エロうぶ青臭い」感情を楽しめるこの作品。大好きです。吉谷彩子はんという逸材にもお礼を言いたいです。
次回最終話。
相変わらず、原作は未読。どうなるんだ!


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