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映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」を観た。


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映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」を観た。


※若干、実写劇場版のネタバレあります。



前田有一の超映画批評」で酷評を食らい、樋口真嗣カントクがぶち切れたのも記憶に新しい本作。

そして、ご存知の方も多いだろうが、今週8月8日のTBSラジオ、「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の映画批評コーナーにて、本作がピックアップされることになったのである。しかも本作脚本担当の映画評論家、町山智浩はん直々のごり押しでである(いい意味でですよ)。

それはそれで次回が楽しみなのではあるが、先週、同氏が評論した細田 守カントク作「バケモノの子」の評を聴いて、あまりの日和りっぷりに絶句した直後にこれを書いているので、期待できんかな。

「バケモノの子」の雑感は以前のエントリで書いたとおりだが、ほぼ逆のインプレッションでしたね、宇多丸はんのそれは。

それにしても、今週のTBSラジオは「進撃の巨人」関連のコメントが多方面から聴けそうで楽しみなのだ。

。。。あっ、私の感想ね。
映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」。原作は未読に近い。TVアニメはOVA(があるのか知らんけど)を除き、視聴している、という環境。

・・・普通に面白かったですよ。

原作と役名が違う、とか、そもそも日本人俳優なのはおかしい、とか、交戦待機警戒中の性行為とはいかがなものかとか、何を拘ってるのかと。
全く気になりませんでした。

幸いにも、この心象は、原作に染められていないのが幸いしたのでしょう。

ミカサがキリシマの操り人形的な設定に改変されているのは次作への伏線と捉えればいいので、原作があー、とか言うつもりも全くありません。実写版を楽しめばいいのです。
そのあと、エレンが叫ぶシーンも、「少しだけ関係を持っただけで、あれは俺の女」問題に苛まされている御仁なら、余裕で察してあげられる見せ方です。これ以上は申しませんが、解る人には解るでしょう。

むしろ、撮影規制があったのだろう。長崎・端島の廃墟を背景に展開する戦闘シーンは、同じ建物のカットばかりで、そっちのほうがよほど気になったりして(無論、世界遺産登録を果たした同島にセットを組めるはずもなく、背景だけ撮影してあとはCG合成だと思うが)。
気持ちはわからんでもないが、樋口カントクはここで撮りたかったんだろうなと。

ちなみに、「端島」を舞台にした映画には「純」がありますね。
久々に見返してみようかな。
いまほど悲惨に崩壊していない廃墟群が記録された映画です。

元に戻すと、
私的には、前記、前田はんの批評で展開している点は、全く気にならなかったです。

巨人が100余年ぶりに姿を現す冒頭、降り注ぐ大小の石が、主人公たちに掠りもしないのはおかしい、とは思いましたけど。

日本のアクション実写ものとして、動いてるし、退屈しないし、何より、張った伏線の回収を含め、来月確認できるんだから、楽しみで仕方ない。
。。。といいますか、「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」はあくまで前振りの物語。何も解決しやしません。すべては9月公開の「後編」を待て、ということです。
原作はもちろん未完状態だろうから、どうなることやら。

最後に、本作出演のピエール瀧はんは、あっちの方でも出演しています。これは笑った。



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